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米国株式配当貴族の魅力を探る S&P 500配当貴族指数を深掘りする

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世界経済の成長を取り込み、
時代を超えて拡大を続ける米国株式市場。
その中で、「S&P 500配当貴族」をご存知でしょうか。
「25年以上連続して増配」
「時価総額30億米ドル以上」といった
条件をクリアした銘柄のみで構成される株式指数です。
長期的に増配を続けることができる銘柄は
多くはありません。
S&P 500指数をも上回るパフォーマンスを残す、
「S&P 500配当貴族」の魅力を探ります。

S&P 500配当貴族指数とは


S&P 500配当貴族とは、S&P 500指数構成銘柄の中から、連続増配25年以上、
時価総額30億米ドル以上のハードルをクリアした銘柄を厳選して構成された指数です。

  • 25年以上連続増配の銘柄が対象
  • 時価総額30億米ドル以上の銘柄が対象
  • 各銘柄のウェイトは均等投資(3ヵ月毎にリバランス)
  • 構成銘柄は年1回見直し
構成銘柄

S&P 500配当貴族指数の特徴


S&P 500配当貴族指数と、主要な米国株式指数の特徴や特性値を比較してみましょう。

S&P 500配当貴族指数
S&P 500指数
ナスダック総合指数
S&P 500指数構成銘柄のうち、25年以上連続増配している銘柄で構成
米国の時価総額の大きい主要500社で構成
米国のナスダック市場に上場する全銘柄で構成
算出方法
均等加重
時価総額加重平均
時価総額加重平均
業種別
構成比
業種別構成比
業種別構成比
業種別構成比
配当利回り
2.5%
1.5%
0.8%
ROE
16.1%
18.1%
14.6%
代表銘柄(例)
/業種
コカ・コーラ/生活必需品
コルゲート・パルモリーブ/生活必需品
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)/生活必需品
マイクロソフト/情報技術
アップル/情報技術
エヌビディア/情報技術
アップル/情報技術
マイクロソフト/情報技術
エヌビディア/情報技術
構成銘柄数
67
約500
約3,300
算出方法
業種別
構成比
配当利回り
ROE
代表銘柄
(例)
/業種
構成銘柄数
S&P 500配当貴族指数
S&P 500指数構成銘柄のうち、25年以上連続増配している銘柄で構成
均等加重
業種別構成比
2.5%
16.1%
コカ・コーラ/生活必需品
コルゲート・パルモリーブ/生活必需品
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)/生活必需品
67
S&P 500指数
米国の時価総額の大きい主要500社で構成
時価総額加重平均
業種別構成比
1.5%
18.1%
マイクロソフト/情報技術
アップル/情報技術
エヌビディア/情報技術
約500
ナスダック総合指数
米国のナスダック市場に上場する全銘柄で構成
時価総額加重平均
業種別構成比
0.8%
14.6%
アップル/情報技術
マイクロソフト/情報技術
エヌビディア/情報技術
約3,300

2024年4月末現在
業種はGICS(セクター)分類に基づきます。四捨五入により合計が100%にならない場合があります。
ROE(自己資本利益率)は、投下した資本に対し、企業がどれだけの利益を上げられるのかを示した指標。ブルームバーグ算出値を使用。
代表銘柄(例)は、各指数の業種別構成比1位の業種に属する銘柄のうち、S&P 500配当貴族指数は連続増配年数の長い上位3銘柄、他の指数は時価総額上位3銘柄を掲載しています。
出所:S&P Dow Jones Indices LLC、ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成

上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、代表銘柄は各指数の紹介を目的としており、特定銘柄の売買などの推奨、また価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。

年間騰落率比較


2002年以降、S&P 500配当貴族指数は、主要な米国株式指数と比べて、下落局面に強い結果となりました。
この下落抑制力が長期的にはパフォーマンスの向上につながりました。

年間騰落率比較(配当込み、米ドルベース)

年間騰落率比較(米ドルベース)
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期間:2002年~2024年、年次、2024年は4月まで
上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、ファンドの運用実績ではありません。ファンドの運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

パフォーマンス


S&P 500配当貴族指数の配当込みと配当なしのパフォーマンスを見ると、
長期になればなるほど配当の複利効果が大きくなったことがわかります。

S&P 500配当貴族指数のパフォーマンス(米ドルベース)

年間騰落率比較(米ドルベース)
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期間:1989年12月末~2024年4月末、月次
上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、ファンドの運用実績ではありません。ファンドの運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

銘柄一覧


S&P 500配当貴族指数の構成銘柄の中には、私たちの生活に欠かせない身近な銘柄が多いことがわかります。

S&P 500配当貴族指数の構成銘柄一覧

連続増配年数銘柄業種
613M資本財・サービス
61コカ・コーラ生活必需品
61コルゲート・パルモリーブ生活必需品
61ドーバー資本財・サービス
61エマソン・エレクトリック資本財・サービス
61ジェニュイン・パーツ一般消費財・サービス
61ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)ヘルスケア
61プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)生活必需品
61※1ケンビュー生活必需品
56スタンレー・ブラック・アンド・デッカー資本財・サービス
55ホーメルフーズ生活必需品
52ベクトン・ディッキンソンヘルスケア
52イリノイ・ツール・ワークス資本財・サービス
52PPGインダストリーズ素材
52ターゲット生活必需品
52WWグレンジャー資本財・サービス
51アボットラボラトリーズヘルスケア
51アッヴィヘルスケア
51フェデラル・リアルティー・インベストメント・トラスト不動産
51キンバリー・クラーク生活必需品
51ペプシコ生活必需品
50ニューコア素材
50S&Pグローバル金融
50ウォルマート生活必需品
49アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド生活必需品
49オートマチック・データ・プロセシング(ADP)資本財・サービス
49コンソリデーテッド・エジソン公益事業
49ロウズ一般消費財・サービス
47クロロックス生活必需品
47マクドナルド一般消費財・サービス
47ペンテア資本財・サービス
46メドトロニックヘルスケア
44シャーウィン・ウィリアムズ素材
43ノードソン資本財・サービス
43シスコ生活必需品
42フランクリン・リソーシズ金融
41アフラック金融
41エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ素材
41シンシナティ・ファイナンシャル金融
41エクソンモービルエネルギー
40アムコア素材
39ブラウン・フォーマン生活必需品
39シンタス資本財・サービス
38エコラボ素材
38マコーミック生活必需品
37ティー・ロウ・プライス・グループ金融
36アトモス・エナジー公益事業
36カーディナルヘルスヘルスケア
36シェブロンエネルギー
32ゼネラル・ダイナミクス資本財・サービス
31A.O.スミス資本財・サービス
31リンデ素材
31ローパー・テクノロジーズ情報技術
31ウエスト・ファーマシューティカル・サービシズヘルスケア
30ブラウン・アンド・ブラウン金融
30キャタピラー資本財・サービス
30チャブ金融
29アルベマール素材
29エセックス・プロパティー・トラスト不動産
29エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン資本財・サービス
29リアルティ・インカム不動産
28IBM情報技術
28ネクステラ・エナジー公益事業
27チャーチ・アンド・ドワイト生活必需品
26CHロビンソン・ワールドワイド資本財・サービス
26JMスマッカー生活必需品
25ファスナル資本財・サービス

連続増配年数の平均 : 約43年

構成銘柄の時価総額の合計:約6.1兆米ドル

2024年4月末現在
連続増配年数は、S&P Dow Jones Indices LLCのデータ(1962年~2022年)およびブルームバーグのデータを
基に、1962年~2023年の期間にて野村アセットマネジメントが算出。
業種はGICS(セクター)分類に基づきます。
※1 ケンビューはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)から分離・独立したため、J&Jと同様の連続増配年数を掲載。
出所:S&P Dow Jones Indices LLC、ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成

上記はS&P 500配当貴族指数の紹介を目的としており、特定銘柄の売買などの推奨、また価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。

野村アセットマネジメントが運用する
「米国株式配当貴族」は
こちら


野村インデックスファンド・
米国株式配当貴族
野村インデックスファンド・
米国株式配当貴族・
為替ヘッジ型
米国株式配当貴族
(年4回決算型)
  • NISA
    • つみたて投資枠
    • 成長投資枠
  • 対象
  • 対象
  • 対象
  • 対象
  • 対象
運用管理費用
(信託報酬)
年0.55%(税込)
年0.55%(税込)
年0.55%(税込)
連動対象指数
S&P 500配当貴族指数
(配当込み・円換算ベース)
S&P 500配当貴族指数
(配当込み・円ヘッジ)
S&P 500配当貴族指数
(配当込み・円換算ベース)
設定日
2017年1月10日
2017年1月10日
2018年11月14日
決算回数
年1回
年1回
年4回
為替ヘッジ
為替ヘッジなし
為替ヘッジあり
為替ヘッジなし
横にスワイプ

横にスワイプ

  • NISA
    • つみたて投資枠
    • 成長投資枠
運用管理費用
(信託報酬)
連動対象指数
設定日
決算回数
為替ヘッジ
野村インデックスファンド・
米国株式配当貴族
  • 対象
  • 対象
年0.55%(税込)
S&P 500配当貴族指数
(配当込み・円換算ベース)
2017年1月10日
年1回
為替ヘッジなし
野村インデックスファンド・
米国株式配当貴族・
為替ヘッジ型
  • 対象
  • 対象
年0.55%(税込)
S&P 500配当貴族指数
(配当込み・円ヘッジ)
2017年1月10日
年1回
為替ヘッジあり
米国株式配当貴族
(年4回決算型)
  • 対象
年0.55%(税込)
S&P 500配当貴族指数
(配当込み・円換算ベース)
2018年11月14日
年4回
為替ヘッジなし

ファンドのパフォーマンス推移

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  • 為替ヘッジなし:野村インデックスファンド・米国株式配当貴族
    為替ヘッジあり:野村インデックスファンド・米国株式配当貴族・為替ヘッジ型
    為替ヘッジなし(年4回):米国株式配当貴族(年4回決算型)

期間:設定日、日次
※野村インデックスファンド・米国株式配当貴族:2017年1月10日設定
 野村インデックスファンド・米国株式配当貴族・為替ヘッジ型:2017年1月10日
 米国株式配当貴族(年4回決算型):2018年11月14日設定
基準価額(分配金再投資)とは、当初設定時より課税前分配金を再投資したものとして計算した価額であり、ファンドの収益率を測るためのものです。したがって、課税条件等によって受益者ごとに収益率は異なります。また、換金時の費用・税金等は考慮しておりません。
上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。

平均年率リターン・リスク
1年保有リターン最大値・最小値

期間:設定月末※1

平均年率
リターン
平均年率
リスク
1年保有
最大リターン
1年保有
最小リターン
  • 為替ヘッジなし:野村インデックスファンド・米国株式配当貴族
    為替ヘッジあり:野村インデックスファンド・米国株式配当貴族・為替ヘッジ型
    為替ヘッジなし(年4回):米国株式配当貴族(年4回決算型)
1 設定日
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族:2017年1月10日
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族・為替ヘッジ型:2017年1月10日
米国株式配当貴族(年4回決算型):2018年11月14日
シミュレーションは、基準価額(分配金再投資)を基に試算した結果です。
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リスクは月間変化率の標準偏差を年率換算しています。標準偏差とは、平均的な収益率からどの程度値動きが乖離するか、値動きの振れ幅の度合いを示す数値です。
1年保有リターンとは、基準月末まで1年間保有した場合のリターンを示しております。
上記は過去のデータによるシミュレーション結果および運用実績であり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。また、ファンドの運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
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    ■当サイトで使用した指数について

    S&P 500配当貴族指数の算出開始日は2005年5月2日です。それ以前のデータは、算出開始日における算出要領に基づき当該指数の開発元が試算したものであり、指数の実際のパフォーマンスではありません。S&P 500配当貴族指数、S&P 500指数は、スタンダード&プアーズ ファイナンシャル サービシーズ エル エル シーの所有する登録商標です。S&P500 配当貴族指数(配当込み、円換算ベース)はS&P 500配当貴族指数(配当込み、米ドル建て)を委託会社において円換算したものです。

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