ESG投資と分散投資を組み合わせたファンド
『ブルー・アース』
『ブルー・アース』は、環境問題に取り組む企業や新興国が発行する債券、
収益成長が見込める小型株式、高クオリティREITにおいて、
それぞれESGの観点を考慮して3資産に分散投資するファンドです。
動画でわかる『ブルー・アース』
商品説明動画
ESG投資は、E ( Environment:環境 )、S ( Social:社会 )、G ( Governance:企業統治 ) に配慮する企業を選別して投資を行なうことです。ESGに配慮する企業は、潜在的な環境・社会問題や不祥事のリスクが低減されることが期待され、長期的な投資リターンの向上が期待できます。
ファンドの運用プロセスでは、主に「ネガティブ・スクリーニング」、「ESGインテグレーション」、「議決権・エンゲージメント」の3つのESG投資手法を組み入れることで投資銘柄を選定しています。
ESGに関する評価基準を定め、基準に満たない国・セクター・企業等を投資対象から除外する投資手法。
従来の財務分析だけでなく、ESGなどの財務分析だけでは見えない要素も、投資判断のプロセスに組み込む投資手法。
投資家として企業や発行体に対して中長期的な視点から経営の改善等について対話する手法。
(出所)「Global Sustainable Investment Review 2022」より野村アセットマネジメント作成
上記はESG投資についての説明の一部であり、すべてを網羅するものではありません。
ファンドは、ESGの観点を考慮しながら世界の債券、株式、REITの3資産に固定配分で分散投資し、中長期的に安定したリターンの獲得を目指します。
投資配分(債券50 : 株式25 : REIT25)は、長期投資の観点から「守り」と「攻め」のバランスを考えた配分です。債券が全体の50%を占める保守的な配分でありながら、株式とREIT部分がエンジンの役割を果たします。
※1 ノムラ・アセット・マネジメントU.K.リミテッド
※2 アメリカン・センチュリー・インベストメンツ
資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
~守りを重視しながら、幅広い局面でのリターン獲得を目指す~
先進国の企業が発行する社債(35%の割合)と新興国が発行する国債(15%の割合)へ、独自のESG評価を活用して投資を行ないます。
投資対象となる企業や国の環境問題への取り組み等をスコア化して、評価の低い銘柄を除外する仕組み(ネガティブ・スクリーニング)を、投資プロセスに組み入れています。 クレジットアナリストによる定性評価やファンダメンタルズ分析、ESG評価、信用力、利回り水準等を勘案して投資銘柄を選定します。
各スコアの算出方法や名称等については、今後のESGに対する考え方等の変化に応じて見直される場合があります。
上記の投資プロセスは今後変更となる場合があります。資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
世界有数の大手食品企業
北米を中心に世界各国で事業を展開する大手食品企業。多岐にわたる日常食品を生産・販売しており、多数の食品ブランドで高い地位を築いています。日本でもハーゲンダッツのブランド名でアイスクリーム市場に浸透しています。
◆温室効果ガスの抑制
食品企業の同社にとって農業由来の温室効果ガス排出の抑制は食品安全の確保と並んで重要なテーマとなっています。同社は温室効果ガスについて、2030年までに排出量を30%削減(2020年比)し、2050年までにネットゼロを達成する目標を掲げています。
◆環境再生型農業による環境問題の改善への取り組み
また同社は、2030年までに約4,000平方キロメートルの農地に環境再生型農業※を取り入れる目標を設定しています。測定項目として生物多様性や、水の利用、土壌の健全性などを設定しており、農業を通じて環境問題の改善に取り組んでいます。
※土壌の有機物を再構築し、生物多様性を回復させることで、空気中に排出された炭素や窒素を土に戻し自然環境を回復させることを目指す農業
(出所)同社IR資料等より野村アセットマネジメント作成
上記は企業のESGの取り組みのご紹介を目的としており、実際に当該銘柄に投資を行なうことを保証するものではありません。
特定銘柄の売買などの推奨、また価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。また、過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。
~攻めの運用で、パフォーマンスのけん引役を担う~
大型株式と比較してリターンが高いだけでなく、リスクに対するリターンの割合が高いというリターン特性を持つ小型株式に投資します。投資プロセスに「ネガティブ・スクリーニング」と「ESGインテグレーション」を組み入れ、 ESG分析による成長の持続性を確認し、株価のダウンサイドリスクを抑制して銘柄を選定します。
上記の投資プロセスは今後変更となる場合があります。資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
北米を中心に廃棄物処理サービスを提供
米国の廃棄物処理会社。北米やプエルトリコなどで40年にわたり、
さまざまな環境浄化、産業廃棄物管理サービスなどを提供しています。
◆先進的な資源再利用の取り組み
同社は資源を再利用・リサイクルしながら、新品と同等の状態に戻す取り組みに注力しています。特に使用済みオイルや廃棄物用溶剤の再利用・リサイクルに積極的に取り組んでいます。
2022年の実績
同社がリサイクル⽤に回収した
使⽤済みオイルの量
同社が1年間にリサイクルする
廃棄物⽤溶剤の量
同社が使用済みオイルを
再精製し製品化した量
(出所)同社IR資料等より野村アセットマネジメント作成
上記は企業のESGの取り組みのご紹介を目的としており、実際に当該銘柄に投資を行なうことを保証するものではありません。
特定銘柄の売買などの推奨、また価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。また、過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。
~高クオリティREITへ投資し、高水準の配当収益と中長期的な値上がり益の獲得を目指す~
世界REITの中から、高クオリティREITを厳選し投資します。REITは一般的に配当水準が高く、安定的な配当収益が、トータル・リターンの向上に寄与します。
ファンド独自の4つのサスティナブル(持続的成長)テーマに関連する銘柄を選定後、トップダウンアプローチによる国・地域・セクター分析※1と、ボトムアップアプローチによるESG評価を含む個別銘柄分析※2を行ない、投資銘柄を選定します。
※1 世界各投資対象地域の経済、政策動向、為替相場、不動産市場の見通しなどを含みます。
※2 バリュエーション、アセットクオリティ、配当の安全性・安定性、収益力、バランスシートの健全性などを含みます。
上記の投資プロセスは今後変更となる場合があります。資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
グローバルに展開する米国の物流施設REIT
世界各地で物流施設を所有・運営する会社。アマゾンやフェデックスなどグローバルに事業展開する企業が同社の物流施設を利用しています。
◆サスティナブルな不動産の開発で保有資産のクオリティ向上
同社は太陽光発電設備やLED照明の導入を推進するなど、温室効果ガスの削減に注力しています。こうした取り組みを通じて環境に配慮された不動産は、環境意識の高い企業を引き付け、同社の保有資産全体のクオリティ向上に寄与すると考えられます。
◆人材育成により地域社会に貢献
同社は物流業界に携わる人材育成のためのプログラムを提供しています。これにより、地域社会の人々のキャリア構築をサポートしています。
2025年までに
1ギガワットの
太陽光発電設備を導入
2025年までに
25,000人の
物流業界に携わる
人材を育成
(2018年より開始)
(出所)同社IR資料等より野村アセットマネジメント作成
上記は企業のESGの取り組みのご紹介を目的としており、実際に当該銘柄に投資を行なうことを保証するものではありません。
特定銘柄の売買などの推奨、また価格などの上昇や下落を示唆するものではありません。また、過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。
「ブルー・アース」のパフォーマンスについて、ファンドが設定された2020年11月30日からの基準価額(分配金再投資)と、純資産総額の推移をご覧いただけます。
期間:2020年11月末(設定月末)~
請求目論見書などにつきましては、野村アセットマネジメントホームページをご覧ください。