潜在的な企業価値に関するギャップのイメージ図

当社は、スチュワードシップ活動の更なる高度化のため、2021年11月に「エンゲージメント推進室」を立ち上げ、「日本企業に対する議決権行使基準」を改定しました。(詳しくはこちら
これらの取り組みを通じて、投資先企業への理解を深め、エンゲージメント、議決権行使、運用の一体運営を実現し、投資の好循環の実現を目指します。

エンゲージメント・プロセス

当社では、エンゲージメントを、スチュワードシップ責任を果たすための最も有力な手段の一つとして位置付けています。下図のエンゲージメント・プロセスを通じ、投資先企業の価値向上と持続的な成長をサポートし、日本企業が本来持つ潜在的企業価値を顕在化させていきます。

エンゲージメント・プロセス

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エンゲージメント・プロセスについて、くわしくはをご覧ください。

エンゲージメントの重点テーマ

当社はエンゲージメントにおいて毎年7月に責任投資委員会で重点テーマの策定・改編を行っています。
2023年7月の改編では下記のように定め、9つの重点テーマを中心に企業価値向上に向けたエンゲージメントに取り組んでいきます。

分 類 テーマ テーマ概要
事 業 1 合理的な成長戦略の説明 成長を実現するための戦略(事業ポートフォリオの構築を含む)に関する合理的な説明を促す。
2 事業戦略と
サステナビリティの統合
サステナビリティを統合した事業戦略の説明を求める。
マテリアリティやリスクに関する情報開示を含む。
環 境 3 気候変動 ネットゼロに向けたGHG削減目標の設定、SBT認定取得、スコープ3やGHG吸収量の開示などを求める。
4 自然資本 生物多様性や水リスクへの対応を求める。
社 会 5 人権リスク 国内外の社会で求められる人権方針の策定・人権デューディリジェンスの実施を求める。
6 多様な価値観を持つ
人的資本
ジェンダーや従業員ウェル・ビーイングを含め、成長戦略に沿った人的資本の活用を求める。
7 ウェル・ビーイングな社会 ウェル・ビーイングな社会に向けた課題解決をビジネス機会につなげる取組みを促す。
ガバナンス 8 実効性の高い
モニタリングボード
実効性を伴ったモニタリング・ボードへの移行を促す。
ガバナンス、
財務
9 資本効率性に対する
コミットメントの強化
コミットメント=報酬を通じたインセンティブ+アカウンタビリティ。
資本コストを上回る資本効率性の達成を目指し、政策保有株式縮減を含む。
その他 事業戦略全般や開示・対話等に関するエンゲージメント活動

重点テーマについて、くわしくはをご覧ください。

CEOエンゲージメント

CEOエンゲージメントでは、機関投資家の視点から投資先企業の抱える課題や企業価値向上に向けた施策に焦点を絞り、CEO同士が真剣に意見を交わします。

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