福岡県保健医療介護部 がん感染症疾病対策課 新型コロナウイルス感染症事務局 ご担当者様にお話をお聞きしました。
寄附先事業の概要について
より幅広い医療機関で新型コロナウイルス感染症患者の受け入れが可能となるよう、対応可能な医療機関の増加や病床の確保など、医療提供体制の強化を進めてまいります。また希望者が不安なくワクチンの接種を受けられるよう情報提供を行うとともに、市町村と連携して円滑な接種体制の整備に取り組みます。
寄附先事業における取組みの成果や
今後見込まれる効果等について
感染防止などの広報・啓発
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- 5類移行前の感染防止等に関する広報・啓発について、新聞やデジタルサイネージなどの様々な媒体を用いて、感染対策の啓発や情報提供を幅広く行うことにより、県民・事業者の皆さまの意識醸成を図ることができました。
医療提供体制の強化
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- 5類移行に伴い、限られた医療機関による特別な対応から、幅広い医療機関による自律的な通常の対応となったことから、外来対応医療機関の拡充、入院受入体制の構築に取り組みます。
ワクチン接種の取組み
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- ワクチン接種を希望する方が身近なところで接種を受けられるよう、市町村と連携して円滑な接種に取り組むとともに、ワクチン接種に対する県民の不安を解消し、より多くの方が安心して接種できるよう県広報媒体等による情報提供を行います。
- あわせて、ワクチン接種後の副反応等、医学的知見が必要となる専門的な相談に対する相談窓口を設置します。
寄附先事業が貢献するSDGsのゴール名と、
各ゴールへの貢献の詳細について
- 目標3.すべての人に健康と福祉を
- 新型コロナウイルス感染症をはじめ、多くの新興感染症が人獣共通感染症であり、この発生には、人と動物の関係の変化、生物多様性の損失や気候変動等の地球環境の変化が強く関係しているとされ、ワンヘルスの視点からの各分野の取組みが必要です。
ご担当者様の声
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行され、これに伴い、これまでの「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から、「個人の選択を尊重し、県民の皆様の自主的な取組みをベースとしたもの」に大きく変わっております。
県民の皆さまが戸惑うことがないように、また、安心して生活いただけるよう、適切な判断に資するための情報提供や、医療提供体制の確保などに取り組んでまいります。
掲載日:2023年8月30日