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Alex Rowe

グローバル株式

「環境・社会面でのポジティブな
インパクト創出」と「高い投資リターン」
の両立を目指す運用

リード・ポートフォリオマネージャー

Alex Rowe

Alex Rowe

リード・ポートフォリオマネージャー

2014年に野村アセットマネジメントに入社。10年以上の株式運用経験を持ち、2016年からはサステナブル投資と責任投資の分野を担当。オックスフォード大学サイード・ビジネススクールのインパクト・インベストメント・エグゼクティブ・プログラムを修了。

担当している運用戦略/代表ファンド

野村サステナブルセレクト(株式戦略)

戦略のご紹介

先進国および新興国の株式に投資し、社会的課題の解決と投資収益の両方を追求する「インパクト投資」です。「インパクト投資」は、投資を通じて環境・社会にポジティブなインパクトをもたらすことを目的とするESG投資の一つです。当戦略では、投資とエンゲージメントの両方を通じて「環境関連(気候変動の抑制、天然資源の有効活用)」「医療関連(感染症の撲滅、生活習慣病の改善)」「権利関連(基本的な金融サービスの提供、安全な飲料水の提供)」におけるインパクトの創出を目的としており、これは国連の持続可能な開発目標(SDGs)に則したものです。
また、単にインパクトの創出を目的とするだけでなく投資収益の追求にも妥協しません。株式市場において本来の企業価値よりも割安な株価で取引されている優良銘柄に厳選投資することに重点を置いております。

運用において大切にしていること

投資を通じた環境・社会面でのポジティブなインパクト創出と、高い投資リターンの両立にこだわっています。そのために、「サステナブルインパクト(全てのステークホルダーに対して持続可能なインパクトを生み出しているか)」「クオリティ(競争優位性、株主への一貫したキャッシュ・リターン、優れた経営陣、高い資本収益率など)」「ディスカウント・バリュエーション(企業の本源的価値よりも割安な株価で投資)」を十分に考慮して銘柄選択を行なっています。
サステナブル投資ではビジネスの成長やトレンドにフォーカスしすぎてバリュエーションがないがしろにされる傾向もありますが、当戦略ではバリュエーションにも十分に留意します。バリュエーションが高いと判断される銘柄には投資を行ないません。こうした投資行動が安定的な投資リターンを生み出すと考えています。

投資家の皆様へのメッセージ

世界規模で環境・社会的課題への取り組みは避けられないものであり、関連分野への大きな投資が必要とされています。例えば、パリ協定で示された「2050年までに、世界平均気温上昇を産業革命前と比べて1.5℃以内に抑える」という目標を達成するためには、炭素排出量を大幅に削減する必要があり、そのためには再生可能エネルギーの発電事業だけでなく、送電や省電力など多岐にわたる分野で巨額の投資が必要になります。これは株式投資においても幅広い再生可能エネルギー関連分野に魅力的な投資機会が広がっていることを意味しています。
環境・社会面でのポジティブなインパクトを創出しつつ中長期的に高い投資リターンを上げる、ということは決して背反することではなく、不可能なことではないと考えます。この2つを両立すべく、当戦略の運用に専心してまいります。

関連ファンドのご紹介

野村サステナブルセレクト