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Kevin Toney

米国株式

ハイクオリティで割安な銘柄に投資

ACI社 CIO(グローバル・バリュー・エクイティ部門)

Kevin Toney

Kevin Toney

ACI社 CIO(グローバル・バリュー・エクイティ部門)

投資銀行でのM&A業務を経て、1999年にACI(アメリカン・センチュリー・インベストメンツ)に入社。現在は同社のグローバル・バリュー・エクイティ部門のCIOとして、同部門を構成するバリュー戦略と不動産証券戦略を担当しているほか、シニア・ポートフォリオマネージャーとして複数の運用戦略を共同で担当している。20年以上にわたり、同社のリスクを意識した低ボラティリティの戦略に貢献。

ACI(アメリカン・センチュリー・インベストメンツ)
1958年に設立され、高い運用実績の実現と、顧客との強固で長期的な関係の構築を重視する、質の高いアクティブ運用を行なう資産運用会社。ACIの創業者が設立した非営利団体「ストワーズ医学研究所」がACIの支配株主となっており、ACIの年間配当の40%以上がストワーズ医学研究所の研究に充てられている。野村ホールディングスは、ACIと戦略提携を結び、100%子会社を通じて出資を行なっている。

担当している運用戦略/代表ファンド

米国バリュー・ストラテジー・ファンド

受賞情報

米国バリュー・ストラテジー・ファンドBコース

  1. R&Iファンド大賞2024 投資信託 北米株式バリュー部門 優秀ファンド賞
  2. R&Iファンド大賞2023 投資信託 北米株式バリュー部門 最優秀ファンド賞

戦略のご紹介

継続的に成長が続くハイクオリティ企業(優良企業)の中で、適正株価より低く評価されている企業はリスクを抑えながら優れたリターンを生み出す可能性があるという、長期的な哲学に基づいて運用する株式戦略です。ボトムアップ・アプローチを活用して、市場の下落、経済状況の悪化、景気循環の動向、企業固有の課題、または単に市場で見過ごされてきたために、過小評価されている可能性のある企業を選別します。
またポートフォリオ全体のボラティリティを抑え、ダウンサイド(下振れ)リスクを抑制するために、CB(転換社債)も活用します。CBは、債券と株式の特徴を併せ持ち、競争力のある利回りと株価上昇に伴う値上がり益が期待できます。
厳格なファンダメンタルズ(基礎的諸条件)分析と厳格な売買基準を組み合わせた、規律ある再現性の高い投資プロセスになっております。

運用において大切にしていること

適正株価より低く評価されているハイクオリティ銘柄は長期的に優れたリスク調整後リターンを生み出す可能性があるという信念に基づいており、長期的なアウトパフォームを生み出すためにはボラティリティとダウンサイドリスクを低く抑えることが不可欠であると考えています。ハイクオリティで割安な銘柄のリスク/リターンデータに基づいて銘柄のウェイトを調整することで、リスクを抑えながら優れたリターンの獲得を目指しています。また、持続可能なインカム収入はトータル・リターンにおいて重要な要素であると考えており、増配を行なう銘柄にも着目しています。

投資家の皆様へのメッセージ

私たちの強みは、厳格なファンダメンタルズ分析と厳格な売買基準を組み合わせた、規律ある再現性の高い投資プロセスにあります。適正株価より低く評価されている財務基盤が盤石な優良企業を特定し、高パフォーマンスの可能性が低い銘柄ではなく、中程度のパフォーマンスの可能性が高い銘柄に焦点を当て、スタイルとパフォーマンスの一貫性を確保するために投資プロセスを遵守することが最善の方法であると考えています。
当戦略が活用するCBは債券と株式の特徴を併せ持ち、株価上昇に伴う値上がり益が期待できるとともに、競争力のある利回りを提供します。一方で全てのCBが等しく良好なリターンを提供してきたわけではありません。普通株も上昇するようなクオリティの高い企業が発行するCBが、歴史的に見て最良であると考えています。ダウンサイドリスクを最小限に抑え、長期にわたって安定したリターンを提供するために、ハイクオリティで配当性の高い普通株とCBに焦点を当てております。
私たちのチームのファンダメンタルズ分析の強さと深さは、当戦略のもう一つの競争優位性です。ポートフォリオマネージャーとアナリストは、割安な企業を特定できる豊富な経験を持っており、新しい銘柄を調査するたびにこの経験を活用しています。さらにより良い投資判断につなげるためにチーム・マネジメントも意識しています。

ご参考:ACIの投資哲学の主な考え方

  • 優良企業は長期的にボラティリティが低く、優れたリターンを示します。
  • 低クオリティ企業を除外することで、リスク調整後のパフォーマンスをさらに高めます。
  • 各銘柄のリスク/リターンデータを設定することにより、長期的なアウトパフォームの確率を高めます。
  • リスク/リターンデータに基づいて銘柄のウェイトを調整することは、優れたリターンの創出とリスク管理の重要な要素です。
  • 厳格な売買基準はリスク管理に役立ちます。
  • 持続可能なインカム収入はトータル・リターンの重要な要素です。
  • チーム管理によるアプローチは、より良い投資判断につながります。