アジア株式
現地への訪問に基づいた独自の
ファンダメンタルズの調査・分析で
付加価値を提供
アジア・パシフィック株式運用部長
Vipul P. Mehta
Vipul P. Mehta
アジア・パシフィック株式運用部長
1994年にインド株式のポートフォリオマネージャーとしてキャリアをスタートした、インド株式運用で最も初期の運用者の一人。2000年よりインド株式に加えてオーストラリア株式、ニュージーランド株式の運用業務に従事したのち、2004年に野村アセットマネジメントに入社。当社ではアジア・パシフィック地域（日本を除く）株式運用部長を務めるほか、アジア・パシフィック地域（日本を除く）株式の国別／セクター別配分を決定する会議（Pacific Basin Investment Meeting）において議長を務める。
担当している運用戦略/代表ファンド
野村インド株投資
ノムラ・アジア・シリーズ（ノムラ・印度・フォーカス）
受賞情報
ノムラ・アジア・シリーズ（ノムラ・印度・フォーカス）
- R&Iファンド大賞2024 投資信託10年 インド株式部門 優秀ファンド賞
戦略のご紹介
野村インド株投資：インド株式への投資を通じて、ダイナミックな国内経済、加速する政治・経済改革、若年労働力を背景としたインド企業の高い成長ポテンシャルがもたらす魅力的な投資機会を提供する戦略です。投資に際しては、個別銘柄の収益性、成長性、安定性およびバリュエーション等を総合的に勘案の上、大型株式を中心に確信度の高い銘柄に厳選投資を行ない、ベンチマーク（MSCIインド・インデックス（税引後配当込み・円換算ベース）※1）を上回る投資成果の獲得を目指しています。
ノムラ・アジア・シリーズ（ノムラ・印度・フォーカス）：野村インド株投資同様、インド株式への投資を通じてインド企業の高い成長ポテンシャルがもたらす魅力的な投資機会を提供する戦略です。野村インド株投資との違いは、ノムラ・印度・フォーカスの方がやや中小型株の割合が高いことと、ベンチマークがS&P BSE インド200種指数（円換算ベース）※2である点です。
運用において大切にしていること
インド株式市場は、現地で実際に企業を訪ね、企業のマネジメントの質やビジネスの実態を確認することで初めて投資成果が得られる市場と考えています。したがって、私たちは「インド株式への投資では、独自のファンダメンタルズの調査・分析が最も重要である」という運用哲学に基づき、個別銘柄の調査・分析に最も多くの時間とリソースを費やしています。実際に企業調査においては、頻繁にインドを訪問して、投資候補企業の経営陣や従業員などに面談するほか、当該企業のサプライヤーや顧客など取引先にも面談したうえで、徹底的に個別企業を分析します。
また、運用チームはインド出身の運用経験豊富なメンバーで構成されており、インド固有の文化、社会的課題、ビジネスチャンスを十分に理解しています。
投資家の皆様へのメッセージ
私はインド出身でインド国籍を持っておりますが、インド市場のノイズ（＝非本質的な投資情報）から少し距離を置いたシンガポールを拠点として運用を行なっております。シンガポールを拠点とする運用は、アジア・パシフィック株式運用チームと議論しながら幅広い視点からインド株式に対する投資アイデアを創出できることもメリットの一つと捉えています。
当戦略では、インドの力強い国内経済・内需から恩恵を受ける企業、インドが優位性を持つビジネス分野に関連する企業などに注目しつつ、確信度の高いベストアイデアの銘柄に投資しています。
インドは、GDP（国内総生産）に占める輸出の割合が諸外国よりも低く、経済の外需依存度が相対的に低いことから、世界的な景気後退への耐性が比較的強いと考えられます。当戦略の投資先企業は利益の大半をインド国内から生み出しているため世界経済よりもインドの経済サイクルへの関連が強く、世界経済の変動や景気後退から受ける影響も比較的小さいと考えています。
※1「MSCIインド・インデックス（税引後配当込み・円換算ベース）」は、MSCI India Index（税引後配当込み・現地通貨ベース）をもとに、委託会社が円換算したものです。
MSCI India Index（税引後配当込み・現地通貨ベース）は、MSCIが開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCIに帰属します。またMSCIは、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
※2「S&P BSE インド 200種指数（円換算ベース）」は、S&P BSE 200指数（インドルピー ベース）をもとに、委託会社が独自に円換算したものです。
S&P BSE 200指数はスタンダード&プアーズが発表している、ムンバイ証券取引所上場銘柄の主要200銘柄で構成される浮動株加重指数です。当該指数に関する一切の知的財産権その他一切の権利はスタンダード&プアーズ ファイナンシャル サービシーズ エル エル シーに帰属しております。
