グローバル株式
専門人材による高度な金融技術を用いた
クオンツ運用を提供
シニア・インベストメント・オフィサー
師岡 勇弥
師岡 勇弥
シニア・インベストメント・オフィサー
SIer(システムインテグレーター)を経て2006年に野村アセットマネジメントに入社し、クオンツアナリストとして国内外株式のクオンツ分析業務に従事した後、グローバル株式、日本株式のクオンツ運用を担当。2021年よりクオンツ運用担当のSIOとして、当社のクオンツ運用全体を統括。
担当している運用戦略/代表ファンド
IPストラテジー、最小分散ポートフォリオ、AI活用戦略、野村日本働きやすい企業戦略、NEXT FUNDS 日本高配当株アクティブ上場投信、野村割安低位株オープン、システマティック・グローバル・マクロ戦略ファンドなどの戦略を統括
戦略のご紹介
当社の代表的なクオンツ戦略であるIPストラテジーは企業の投資活動(Investment)と収益力(Profitability)という2つの観点で投資対象銘柄の評価を行ない、市場を上回るパフォーマンスを目指すアクティブ運用戦略です。当戦略の特長として、「収益性が高く投資に抑制的な企業の期待リターンが高い」という理論的背景の頑健さがあります。また、そのような特徴を持った企業は企業経営の観点で品質の高い企業であると考えられ、特に経済の不確実性が高い局面で相対的に優位なパフォーマンスとなる傾向があります。
当社のクオンツ運用ではIPストラテジーのようなファイナンス理論に裏打ちされた戦略やAIを活用した戦略、グローバルマクロ戦略など非常に幅広い戦略の運用を行なっています。いずれの戦略についても、理論的背景や実証分析による市場での再現性の確認など様々な角度での分析を経て開発されたものです。運用モデルの開発後も、お客様からの期待に応えられるように、ポートフォリオマネージャーとクオンツアナリストが一丸となって品質維持・向上のために日々努力を続けています。
運用において大切にしていること
クオンツ運用の最大の利点として挙げられるのが、その客観性です。感情に影響を受ける人間の判断に対して、クオンツモデルはデータに基づきその時々の判断を行ないます。このため、過去に遡って様々な仮説を客観的に検証することが可能になります。過去の客観的事実をベースに仮説を検証し、将来の様々な市場環境において付加価値を届けられるように、頑健性の高い運用プロセスを構築することを目指しています。
投資家の皆様へのメッセージ
当社のクオンツ運用においては、様々なバックグラウンドを持つ専門人材がしのぎを削りながら日々運用モデルの開発・改良に取り組んでいます。クオンツ運用というと、ロボットが運用しているようなイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際の姿は人間である運用者やアナリストが様々な仮説をベースに分析を行ない、そこで導き出された運用ルールを適用しているというものです。当社の専門人材による高度な金融技術を用いたクオンツ運用の醍醐味を是非感じて頂けるよう努めて参ります。