読んで明解!投資信託のキホン
基準価額と分配金
基準価額とは?
投資信託の値段(時価)のことを「基準価額」といいます。
投資信託を購入、または換金する際の基準となるもので、毎営業日、計算・公表されています。
投資信託は債券や株式などの値動きのある資産に投資するので、基準価額は投資した資産の価格によって変動します。また、海外の資産に投資している場合は、為替変動の影響も受けます。
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基準価額と純資産総額の関係
基準価額は、純資産総額を受益権総口数で割ったものです。 純資産総額はファンドが保有する資産(時価評価額)※1 から、運用管理費用(信託報酬)などの負債を差し引いた金額です。
受益権総口数はファンドの受益者が保有する口数の合計です。
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- 資産が減っているのは、投資家が換金しているから?
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投資信託の純資産総額が増減する要因は主に3つあり、複数の要因が重なることもあります。
- 1投資信託に組み入れられている有価証券等の時価の変動や、海外資産の場合は為替の変動
- 2投資信託の資金流出入
- 3分配金が支払われた場合(減少する要因)