読んで明解!投資信託のキホン

為替とは?

為替の変動要因

世界の国や地域は独自の通貨を持っています。そのため、外国で自国通貨を使用する際には、自国通貨を相手国通貨へと替える必要があります。これを一般に外国為替と呼び、ある国の通貨を他国の通貨に交換するときの交換比率のことを為替レートと言います。

海外の資産に投資する際、必ず考えなくてはならないのが、為替の変動です。景気や金利など様々な要因が絡みあって為替相場は変動します。

為替の変動要因
・上記の為替変動要因は一般的なものを示しており、上記以外にも様々な理由で為替は変動します。

円高と円安

「円高」とは、ある時点に比べて円の価値が高くなることです。
例えば、1米ドル=100円だった為替レートが1米ドル=90円に動いたら、それは「円高(米ドル安)になった」と言います。

「円安」とは、ある時点に比べて円の価値が安くなることです。
例えば、1米ドル=100円だった為替レートが1米ドル=110円に動いたら、それは「円安(米ドル高)になった」と言います。

外貨建て資産に投資した際、為替レートが円高や円安に動くと、円に換算した資産価格も動きます。
このことを「為替変動リスク」と言います。

円高と円安
・上記はイメージ図です。