読んで明解!投資信託のキホン

投資信託とは?

投資信託の運営に関わる会社

日本の投資信託は、契約型投資信託が主流になっています。

投資信託の運営に関わる会社

・上記は契約型投資信託のイメージ図であり、全てを説明しているものではありません。一部の運用会社では、投資信託を直接販売することもあります。

運用会社とは

運用会社とは、投資家からお金を預かって運用を行なう会社のことを言います。

日本の一般的な投資信託を例にすると、運用会社は信託銀行等と契約を結んで投資信託の中身を決め、投資信託を設定します。そして、投資対象に対して調査・分析を行ない、それに基づいて運用の指図をします。その他に運用会社では目論見書や運用報告書の作成もします。

ただしファンドのお金が保管されているのは信託銀行等になります。投資信託の投資対象となる債券や株式などの売買の決済業務を行なうのも信託銀行等です。

運用会社は主に、運用を任されている資産の残高に応じた報酬をもらうことによって成り立っています。投資信託では運用管理費用(信託報酬)を、運用会社、信託銀行等、販売会社の三者で分けあっており、その運用会社分が収益となります。

運用会社は、投資家の方々からお預かりした運用資産が着実に拡大していくことを目指し、運用していくことになります。その過程においては、高い専門性と倫理観を持って、健全な運用業務を行ない、投資家からの信頼を得ていくことが求められます。