積立投資のギモン
積立投資でも値下がりしたら
損しちゃうよね?
積立投資って良さそうだな。
でも、結局値下がりしたら損しちゃうよね?
投資スタート時の価格に
戻らなくても利益が出る場合があります。
その時の価格により、購入できる数量が変わります
積立投資は、価格が変動する投資信託などの金融商品に投資するため、毎月同じ金額を投資しても、購入できる数量(口数)が異なります。
・上記は将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。局面によっては(例えば、ファンドの価格が長期にわたって下降トレンドをたどるなど)、投資成果が期待できない場合があります。
・口数の計算では小数第1位を切り上げ、平均購入単価の計算では小数第1位を四捨五入して算出しています。
また、計算過程において税金・手数料等は考慮しておりません。実際の算出とは異なります。
「値下がり時の買い増し」がポイントです
答えは、③約139万円です。積立投資の場合、価格が一時的に下落しても「ある水準」まで戻れば、プラスとなります。値下がり時に買い増すことで購入口数が増え、平均購入単価が下がるため、その後の上昇で利益が発生しやすくなります。
積立効果が期待できない場合もあります。
価格が一方向に上がるとすれば、安いうちに一括で購入した方が良い結果になります。また、値上がりしたあと元に戻ってしまったら、積立投資の場合は、損になってしまいます。積立の効果が出ない場合もあることには、注意が必要です。
「安く買って、高く売る」に縛られる必要はないようです
日経平均株価は、1989年12月末に最高値の38,915円87銭をつけました※。その後、一度もその価格を上回ることなく、2022年3月末現在は27,821円43銭となっています。※終値ベース
しかし、最高値から毎月5万円ずつ積立投資を始めた場合でも、利益が発生する時期がありました。積立投資の場合は、投資の常識「安く買って、高く売る」に縛られる必要はないようです。
・上記は過去の市場指数を基に野村アセットマネジメントが算出したシミュレーション結果であり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。算出過程で取引コスト等は考慮しておりません。
・市場指数そのものに投資することはできません。基準価額=日経平均株価と仮定し、当初元本1口=1円として口数を計算しています。
・「日経平均株価」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は日本経済新聞社に帰属します。日本経済新聞社は、日経平均株価の内容を変える権利および公表を停止する権利を有しています。
(出所)ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成
まとめ
金融商品の価格は、上がることもあれば下がることもあり、その度に振り回されていては、長期的な資産づくりは難しくなります。
「積立投資」を上手に活用して、着実な資産づくりを進めていきましょう。
積立投資では投資時期を分散することで、
価格の高い・安いに振り回されない資産づくりができます。