消費者物価指数
(CPI(Consumer Price Index))

日本

遅行指数

毎月発表

消費者物価指数(CPI)とは、物価の変動を反映した指数です。日常生活で購入する品物やサービスの価格変動を示し、物価が上がっているのか下がっているかがわかる大事な指標となっています。物価は経済活動の活発さや需給の状況に応じて変動し、消費者物価指数はそれを表す「経済の体温計」と呼ばれる重要な指標です。

基準年の物価を100として算出されます(基準年は5年ごとに改定)。また、前年同月比も公表され、物価の変動の指標とされています。消費者物価指数は政府の政策や企業の戦略に大きな影響を与え、国民の賃金や年金制度、日本銀行の金融政策などを検討する上で幅広く利用されています。

(出所)総務省統計局(

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日本銀行などが見る指標は総合指数から「生鮮食品」を除いたコアCPIが使われることが多いです。生鮮食品(生鮮野菜・果物等)は天候などの一時的な影響で価格が左右されるため、生鮮食品を除くことで基調的な物価変動を見ることができると考えられています。
下図は、米ドル/円の為替レートと、消費者物価指数の推移ですが、円安とともに物価も上昇傾向であることがうかがえます。

米ドル/円レートと消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)の推移

2020年12月末~2024年4月末、月次

米ドル/円レートと消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)の推移の図

(出所)総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国2024年(令和6年)4月分」()、ブルームバーグのデータを基に野村アセットマネジメント作成

日本は1990年後半以降、海外主要国に比べて物価が伸びないデフレの状況が続いていましたが、2020年以降、モノやサービスの価格が上昇してきています。
資源などを輸入に頼る日本において円安進行が進むと輸入品の価格上昇が見込まれ、物価の動向や日銀の金融政策に影響を与える可能性があります。

景気の変動に後から反応する指標であり、景気の転換点や局面の確認する際に活用されます。
景気に遅れて動く代表的な指数としては、完全失業率などが含まれます。