信託報酬は、いつ引かれますか?
信託報酬(運用管理費用)とは?
信託報酬とは、ファンド(投資信託)の運用・管理の報酬として信託財産から差し引かれる費用です。
信託報酬は、以下のような投資信託の運営に関わる会社に配分されます。
運用会社 (委託会社) |
運用にかかる費用、法定資料の作成費用など |
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販売会社 | 販売の取扱い、分配金・換金代金等の支払い事務費用など |
信託銀行 (受託会社) |
資産の保管・管理の費用など |
信託報酬は、いつ引かれますか?
信託報酬はファンドごとに年率○%などと料率が定められており、それを日割換算した金額が日々、ファンドの基準価額から差し引かれます。
基準価額は信託報酬を差し引いて算出されているため、投資家の皆様が別途お支払い頂く必要はありません。また、株式投資信託(投資対象に株式を含む投資信託)の場合、信託報酬にも消費税相当額がかかります。
たとえば、ある株式投資信託の信託報酬(税込)が年率1.1%で、基準価額が10,000円の場合、1日あたりの信託報酬は、基準価額10,000円×1.1%÷365日=約0.3円となります。※
※当初元本1口=1円の場合です。当初元本1口=1円の場合は、通常1万口当たりの価額で表示されます。